ただっちの本音とホンネ

つらつらと心から思うがままに。

社会で向き合ってほしい問題 子どもの教育機会

今回は私が取り組んでいる、子どもの教育について書いていきます。

 
子どもの教育。皆様の中でどういった印象があるでしょうか。
 
学校?
 
先生?
 
学習塾?予備校?
 
ほとんどの皆様は、「学習」について考えるのかなと私は感じています。
 
日本の教育というと、やはり大学進学を目指す、受験のための教育がイメージしやすいと思います。私もそう感じていました。
 
それと同時に学習については、
 
やるのか?やらないのか?
 
ただ、それに左右されるもの、唯一努力が結果に結びつくものではないかと考えていました。
 
私にとって、学習とは勉強すること。ただただ辛いものでした。
 
しかし、世界を見渡せば学校に行けない子どもも存在し、それにも感謝はしなくてはいけないなと思っていました。
 
ところが、同じ日本でも学びの機会が不足している現状があります。
 
私が学習塾の講師だった時の話です。
積極的に学んでいる、声の大きな子どもがいました。学力はいまいちだけど、やる気があって期待していた生徒でした。
 
秋頃でしょうか、突然辞めます。と話がありました。
 
え?なんで?
 
理由が私にはわかりませんでした。
彼の成績は上がり始めていたし、あんなに熱心に学んでいたのに。
 
理由がわかったのは、保護者への電話。
 
お金。
 
子どもには、どうしようもできない大きな問題でした。
 
お金の関係で学びの機会を得られない子どもはどのくらいいるのでしょうか。
以下はベネッセ総合研究所のデータです。
 

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一目瞭然ですね。年収と学校外教育費は相関関係があります。
 
このような現状を放っておくリスクを知らない方がほとんどです。知っていたとしても、それは自分に関係ない、親の責任でしょ?自分の子どもはちゃんと育てるし。そんな風に思っている人が多いのではないのでしょうか。
 
でも日本は少子化です。子どもの価値は相対的に高くなっています。
子どもは日本の未来を、私たちの生活を支えていく宝です。
一人たりとも不必要な子どもなんていないはず。
 
子どもがいる・いないに関わらず、みんなで向き合って欲しいそんな問題です。