ただっちの本音とホンネ

つらつらと心から思うがままに。

無料でサービスを提供するには

フリーミアム

スマートフォンの普及により、急速に流行っているビジネスモデル。特にアプリケーションでは「これしかない!」みたいな状況が続いている。

例えばゲームであればまずダウンロードをして遊んでもらい、ゲームを進める上で有利になるキャラクターやアイテムを手に入れるために、
"ガチャ"引く。その"ガチャ"には、実社会と同じように、いわゆるお金が必要になる。そのお金は無料で配布されることもあるが、有力なキャラクターやアイテムの排出される確率は低いため、そこにお金をつぎ込ませる。代表的なものは、パスドラやモンストでしょうか。

そこに各ゲーム会社も便乗し、似たようなゲームが溢れている。だんだん飽きがきているように感じる。

ゲーム以外では、まずサービスを提供し、有料会員になると、さらに便利なサービスを受けることができるというモデルが目立つ。

しかし、あの有名なEvernoteでさえ、マネタイズに苦戦している。

フリーミアム、このモデルの限界を感じさせる。

無料は魅力的だ。しかし、無料が普及しすぎた結果、消費者は無料が当たり前と感じ、課金すること、すなわちお金を使うことに対して、より一層消極的になった。

この考えを壊すのは大変だ。

作る側としては、そこに大きな労力を費やしている以上、売上がなければ事業を停止せざるえない。その結果、せっかくの有良なサービスも停止してしまうかとしれない。

だからといっていきなりすべてを有料に変えることは無理。

そこで私は改めて考えた。
「どうしたら、無料でサービスを提供できるのか?」

私の結論は、「みんなで提供すればいい。」

例えば 100の仕事があったとする。
これを一人でやった場合、彼には大変な労力がかかる。そしてこう言うだろう。「報酬をたくさんくれ。俺はこれにすべての時間を費やしたんだ。」
それはまさにその通りで、彼がこの仕事に専従して、自分の時間のほとんどをこの仕事に費やした場合、それは当然だ。彼にも生活がある。

じゃあ この仕事を100人でやったらどうだろう?一人あたりの仕事の負担は100分の1になる。果たして彼と同じことを言うだろうか?

答えはノーだ。
一人一人の負担は少なくなることで、
「してあげる」という善意の心が、「してやった」を上回るからだ。

これを1000人、10000人でやればどうなるだろう?一人一人の負担は限りなく小さくなり、限りなく0に近づく。

この仕組みを使えば、無料でサービスを提供することが可能であると私はおもう。

それが本来、無料でサービスを提供するといつことでないだろうか。

誰も泣くことなく、本当に無料のサービスが必要な人に届く手段だと私は思う。