空き家の活用
今日はある空き家のシンポジウムに参加。刺激的でした。
空き家の有効活用と久しく言われる中、なかなか私のいる地域では進んでいないのが現状。
最も大きな問題は、「この空き家、誰のもの?」という問題。
個人情報が昔と比べ厳重に管理されている時代。インターネットがもたらしたものでしょう。そのため、なかなか解決する策が見つからない。
その結果、例えば「この空き家を使いたい!!」と思ったとき、まずはオーナー探し。
もし運良くオーナーが見つかれば、接触を試みる。
怪しい・・・と突き返されることもしばしば。
運良く受け入れていただいた場合には、空き家の使用について提案をする。
その後条件を整えていき(期間や家賃、税金の支払いなど)、ようやく準備がスタートできる。
このパターンの場合、うまくことが進んでも、空き家の有効活用までの時間は1年以上経過してしまう。
もっともっと有効活用という前に、障壁を越えやすくしないとなかなか難しい。途中で挫折してしまう方も多いのではないか。
また、住まいとして考える場合にも耐震基準が10年前、20年前で異なるため、実際に空き家を渡したい方も難しい場合があるみたい。
なかなか考えることは山積みではあるが、間違いなく可能性はあるため、注目していきたいと思います。
まあ、まずは人口増やさないと空き家も有効活用できないと思うけど。笑